牛丼、並盛でデフレを感じる
今月の牛丼業界は、「値引き」合戦の真っ最中。武蔵小杉・駅前の「松屋」は昼時、長い行列。えええ、牛丼の並盛が240円。これって良いのかなあ。でも、これで「松屋」は儲かるのかしら。
●武蔵小杉散歩WEB:http://mks.la.coocan.jp/web/
誰が得して、誰が損するのか、よく考えてみるとなんとも不可思議な気分。いわゆる「デフレスパイラル」が目の前で展開している。
「モノが売れない⇒価格を下げる⇒固定費を下げる⇒賃金が下がる⇒消費が下がる⇒モノが売れない」ってぐあいに結局、自分のところに帰ってくる。そう言えば、牛丼を食べている若者や中年のサラリーマンは賃下げやリストラ、顧客からの値引き要求も多いはず。
何を得をしているのか、何を損をしているのか、目の前の「牛丼、並盛」は「気がつけ!」と叫んでいるようでした。
・・・がしかし、何故か、このデフレの蚊帳の外で「所得が下がらない人達」(いつの間にかデフレで実質所得は増えている人達--いったい誰でしょう)にとってはデフレは心地良い。
現役世代に比べ、働いていないので社会に対しての生産性はとても低いし、消費も少ない。税金以外は負担も少なく、資産や貯蓄もある程度あって、社会保障は十二分に受けている。毎回、選挙に行くから、票目当ての政治家には大切にされ、景気を良くする政策(景気が良くなる=雇用が増える)も関係ありそうで直接の利害がなく、デフレでも損はしないので現状維持を好む。若者の雇用や財政赤字などの問題も直接関係ないので避け、直接、降りかかる消費税増税だけを神経質に反対する。自分たちが財政赤字の一因(当事者)だという自覚もないし、次世代への責任感も薄い。
まあ、そんな人達は牛丼は食べないかなあ。でもねえ、240円の牛丼を見て、考える事ぐらいはできるはず。たまには食べてもらったらどうだろう。
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